2020年3月17日

新型コロナウィルス寄付報告

1月末、中国では新型コロナウィルスが爆発的に発生し、感染者数が日に増えている中、日本にいる校友会の会員から、何とかして力になりたいという声が上がってきています。臨時理事会を急きょ開き、会員向け寄付の呼びかけをしました。

 

堀江正弘会長を始め、劉甚秋理事長や西山佳夫副会長が率先して寄付金を出しました。地方にいる校友たちも、朝早くドラッグ屋の前で、長い行列に並んで数時間もかけて、マスクの購入に奮発しました。

 

高原明生先生からの応援のメッセージです。

 

校友の皆さんが力を合わせ、頑張った成果として、寄付金90.7万円、人民元5992元、マスク2400個が集められました。


皆さんからエールのメッセージを録画しました。

寄付者リストは下記添付します。


北京大学の報道記事は以下の通りです。

https://mp.weixin.qq.com/s/UiaZztQS94aQoudNEpr0oQ

 

 

2019年12月7日

2019年北京大学日本国際校友会年次総会及び記念講演

2019年12月7日東京にて北京大学国際校友会年次総会及び記念講演会を開催いたしました。本総会では最初に堀江会長からの挨拶がありました。今年で創立4年が過ぎ、来年は5年目を迎える当会を日頃から支えてくださる会員の皆様への感謝の言葉が述べられました。

次に劉理事長より設立からの今までの振り返りや2019年度の活動報告を行いました。続いて西山事務局長より収支報告等について報告があり、寄付者に対するお礼が述べられました。その後任期満了に伴う理事及び監事の改選選挙があり、満場一致の賛成で新理事・監事が選ばれました。新たに新任理事として3名が選ばれました。
新理事・監事選出により2019年年次総会は滞りなく終了しました。

続いて開催された特別講演はジャーナリストの高口康太氏からご講演頂きました(詳細は別途ご参照下さい)講演後、講師と会員の記念写真を撮影しました。

講演会終了後、講師も参加され、懇親会が和やかに開催されました。学生も多くご参加いただき大いに盛り上がりました。

2019年度も会員各位の格別のご支援・ご協力を賜り校友会活動が盛況でした。心より感謝申し上げます。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。

特別講演  ジャーナリスト 高口康太氏
演題:「中国発イノベーションの転換点」~モバイル・インターネットからAIへ~」

講演会では、フリージャーナリスト、翻訳家の高口康太先生にご登壇いただきました。二度の中国留学経験を持つ先生は、中国の最新のテクノロジートレンドやネット事情にも精通されており、独自の切り口から中国社会を分析されました。

はじめに、先生は代表作を紹介され、中でも印象的だったのは「現代中国経営者列伝」。この作品は今世紀中国で著しい成長を遂げたベンチャー企業の創業者の性格にスポットライトをあてたもので、それぞれの企業の異なった企業文化を日本の方にも直感的に理解していただけます。中国ではバイドゥ、アリババ、テンセントのサービスはもはや三度の飯が如く人々の日常生活に浸透していますが、当の中国人でさえその実態まで知るものは僅か。このような作品はきっと日中民間交流の架け橋となり、東アジアにおける戦略的互恵関係を築く礎となるでしょう。

次に、先生は中国の「新四大発明」とも言われている、モバイル決済、シェアリングエコノミーおよびネットライブショッピングについて話されました(もう一つは高速鉄道)。最近、日本では消費税増税に伴い、キャッシュレス決済が台頭しつつありますが、中国では実に5年以上前から普及しており、全世界から観ても独走し続けています。その形態もQRコードを読み取るものからさらに進化し、顔認証決済などが登場しています。

このような決済インフラを基盤に、配車サービス並びにofoやモバイクを代表とする自転車シェアリングサービスは3、4年ほど前から爆発的に広まりました。人々の生活が便利になった一方、歩道に自転車山積み問題、廃棄自転車の処理問題(資源浪費および環境汚染問題)、ofo運営会社のデポジット流用問題など様々な社会問題を引き起こし、皮肉にも惨憺たる結果になりつつあります。

ネットライブショッピングは近年現れた、言わば通販サイトとテレビショッピングの融合形態で、ライブルームにてホストを務める女性が商品の実物を一つずつ紹介していき、その感想を述べ、興味を持ったユーザーは直接サイトから購入できる仕組みです。購入したい具体的な商品が決まっていない消費者にとっては最適な形式であり、ネットショッピングのより一層のコミュニティー化が窺えます。

また、中国ではAIの発展が著しく、技術自体に対しての検討(例えばシンギュラリティ問題)に先走り、大規模な運用が開始しつつあります。こちらからも分かるように、総じて中国社会(政府もそうですが、特に一般人)は先進技術に対して積極的であり、膨大な人口と巨大な資本と相まって、様々な問題を抱えているものの、発展の勢い自体はあっぱれと言いざるを得ません。中国のこのような開放的な姿勢は日本社会にとっても勉強する価値があるのではないでしょうか。

2019年9月27日

北京大学日本国際校友会秋の懇親会

2019年9月27日東京にて北京大学日本国際校友会秋の懇親会を開催致しました。
劉理事長、西山副会長とその他の理事に加え学生や校友のご友人も多数ご参加していただきました。

 

お魚料理、天ぷら、お寿司などおいしい日本料理をいただきながら中国と日本を行き来する校友同士、ビジネス話で大いに盛り上がりました。

 

最後はお店の前で集合写真を撮影しました。

皆さま楽しいお時間をありがとうございました。

2019年8月20日

北京大学日本国際校友会夏の懇親会及び岡田様の歓送会

2019年8月20日東京にて北京大学日本国際校友会懇親会及び岡田様の北京赴任歓送会を開催致しました。


劉理事長、西山副会長を含め、社会人と学生も参加し、美味しい四川料理を囲みながら
交友同士楽しいひとときを過ごしました。


懇親会の終盤では北京に赴任される岡田様へ校友会より花束が送られました。

皆さまのご参加ありがとうございました。

2018年7月31日

北京大学・上海外国語大学日本暑期交流項目天公奨学金第六期 活動報告


日中信頼関係の回復及び将来経済協力の持続を促進する為、北京大学天公集団が出資して、北京大学夏期日本研修視察プログラムと銘打った日中交流事業の開催に漕ぎ着けました。2013年第1回目から始まり、本年7月に6期生を迎えました。本プログラムの一貫として富士通株式会社、また本年度新たな試みとして三菱商事株式会社の協賛を得ております。この三菱商事株式会社の協賛で上海外国語大学の学生も訪日することができました。
2018年7月21日~7月30日、北京大学の先生2名が率いる9名の学生、及び上海外国語大学の先生1名が率いる4名の学生を日本に迎え、企業訪問、伝統文化の体験を行い、様々な分野の方々から貴重なレクチャーをしていただきました。訪問団との交流は企業訪問を中心に、企業文化、伝統文化やカルチャーの各方面から紹介を重ね、毎年グレートアップして進化を遂げています。日本を支える代表的な有名企業を訪問し、経済、環境、社会、文化、テクノロジー、医薬、国際交流事業の幅広い分野を視察しました。


初日午前中は中華人民共和国駐日本国大使館経済商務処を訪問いたしました。景春海参事官より日中経済の現状や文化の違いなどについてお話をお伺いすることができ、学生達は日中経済現状の違いを深く感じ、また文化の違いに大変興味を持つようになりました。



午後には三菱総合研究所を訪問いたしました。三菱総合研究所について紹介を頂き、また日本における女性進出の問題や「モノづくり精神」の文化等の内容はとても勉強になりました。また森崎孝代表取締役社長から挨拶を頂き、中国の学生が日本でも活躍できたらとおしゃっていました。学生達は日中間の企業文化の違いを深く感じ、日本企業の良さに大変感心しました。


7月24日に富士通沼津工場を訪問しました。最初に大西工場長から事業内容や今後の課題についてご紹介をいただきました。次に池田記念館や富士通アーカイブスを見学しました。富士通の歴史の歩みを通して、日本のモノづくり精神を深く感じるようになり、また富士通様の先端技術に感心し、社会貢献の面には環境を大切にし、リサイクルに力を入れていることを大変感じました。

伝統文化の面では、茶道を通じて日本の礼儀作法を体験しました。
日本茶道と中国の淵源を聞きながら、作法に従いお菓子を食べてお茶を頂くことの楽しさを味わいました。中国もお茶の歴史が長いという一方、なかなか経験できない茶道を日本で体験し、中国での伝統文化の保護の大切さを感じました。


富士通川崎工場にてテクノロジーホールを訪問し、高瀬館長よりご挨拶を頂き、また活力ある豊かな将来社会の実現に向けた様々な取り組みを見学しました。医療、人工知能等の領域の事例を実際に体験しました。世界中のIoTトレンドの中、日本の実力を実感でき、これからは自分でもIoTを意識しながら、研究を進めて行きたいと学生達の励みになりました。


順天堂大学及び病院を見学させて頂きました。まず順天堂大学の歴史をご紹介頂き、そして順天堂病院を見学させて頂きました。中国の病院との違いを深く感じるようになり、これから中国の病院の現状をどう改善できるかを訪問団の皆様が考えるようになりました。夜の交流会には大学の学生とも交流しました。また訪問団の学生達が中国風のプレゼントを用意し、順天堂大学の先生や学生達にあげました。同年代の学生との対話を通じて、お互いに沢山の刺激を受けました。

テルモの総合医療研修施設では、先端技術と医療製品をコンビネーションしたハイテクな展示方式から視覚的な衝撃を受けました。国際部中国事業部西山部長よりテルモ株式会社の沿革や発展のご紹介を頂きました。製薬会社として、環境に対する配慮に皆感心しました。また、訓練施設の細部までの注意や人を中心に考える企業スタンスは、中国企業が学ぶべきところだと思われます。

三菱商事株式会社にて、東アジアチームリーダーの池田様より三菱商事株式会社が様々な分野で発展していることや、ビジネスモデルの推移などについて紹介して頂き、さらに中国ではどのような事業を展開しているか、そして中国において今後の戦略についてお伺いすることができました。また上海外国語大学学生達はこの度三菱商事のお陰で日本に訪問できる感謝の気持ちを伝えました。
その後、三菱一号館美術館を見学することもできました。三菱一号館美術館は明治時代の「三菱一号館」をモデルにして再建した建築です。学生達はこのような建物や当時使われていた文房具などを見学することができ、大変感動しました。



7月26日午後国際協力センター(JICE)を訪問しました。当日、山野理事長が学生の専攻に応じて、日本の環境、医療などの内容について講演をいただきました。日本の環境が回復できたのは日本人の考え方などに深くつながりますと山野理事長がおしゃっていました。伝統の保存と発展創造の共存、経済発展と環境保護の併進、百年企業の伝承や産業の維持などの現代的な問題にも言及しました。衝撃を受けつつ、環境保護と教育などのホットな話題を通して理解が深まり、日本文化に対する認識を変える良いきっかけになりました。


 環境ソリューションの取組を視察するため、川崎生命科学・環境研究センターLISE、浮島処理センターと入江崎水処理センターを見学しました。施設を参観しながら、市が取り組んでいる環境ソリューションに対する様々な疑問を職員の方から紹介して頂きました。環境分野において先進国の日本の現状を把握することができました。

 
 神戸市外国語大学に訪問した際、岡田先生が中国学科の先生や学生を招いていただき、中国語を通じて日中学生間の交流ができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。北京大学・上海外国語大学の先生や学生達がこの度日本へ訪問の感想を発表し、神戸市外国語大学の学生が中国語を勉強する理由を発表することで、日中学生の交流を一層深めることができました。



日本視察を終えて、東京グランドホテル蘭の間で訪問団一同のための歓送会を開催しました。訪問先の企業の方と、日本の北京大学校友たちも出席して頂きました。今回の交流活動は訪問先企業と大使館をはじめとする皆様に大変お世話になりました。本覧を借りて厚く御礼申し上げます。

2018年6月15日

北京大学創立120周年記念大会へ参加のご報告及び北京大学日本国際校友会夏期懇談会・懇親会の開催

2018年6月15日北京大学創立120周年記念大会へ参加のご報告及び北京大学日本国際校友会夏期懇談会・懇親会を開催いたしました。

最初に本校友会の西山事務局長より北京大学120周年への参加について報告され、改めて北京大学120周年へ参加できたことに対して感動や誇りの気持ちを伝えられました。


次に堀江会長から乾杯の挨拶がされ、初めて参加にされた方々に本校友会について紹介し、講演者の北京大学前常務副学長呉志攀氏や、三菱商事株式会社執行役員・東アジア統括平井康光氏に対して感謝の気持ちを伝えました。


続いて、北京大学前常務副学長呉志攀氏より「中国第三波起業ブームの特徴について」をテーマとして講演が行われました。中国第三波起業ブームにおいての代表企業や、創業者の特徴などを紹介して頂き、さらに北京大学卒の創業者を例にして説明して頂きました。


次に三菱商事株式会社執行役員・東アジア統括平井康光氏が中米貿易戦の影響により中国あるいは世界の経済動向について講話を頂きました。


懇談会終了後、懇親会が行われて、大いに盛り上がりました。



この度大勢の方々がご参加いただき、誠にありがとうございました。


2018年5月2日

北京大学創立120周年参加活動報告

5月2日(水)~6日(日)において北京大学日本国際校友会として「大学創立120周年記念大会」並びに大学主催の各種活動に日本から多くの校友が参加しましたのでご報告いたします。

■スケジュール概要

5月2日(水)  北京大学各国校友会懇談会 

5月3日(木)  北京大学国際合作部主催懇親会

5月4日(金)  午前:創立120周年記念大会

         午後:北京大学イノベーションセンター見学
 
         夜:校友会懇親会

5月5日(土)  午前:北京大学田剛副学長(国際交流担当)表敬訪問

         午後:自由活動

5月6日(日)  自由活動   

・2日の各国校友会懇談会にて日本国際校友会を代表して会員の中本氏が日本国際校友会の活動紹介を実施し、世界各国の校友会との交流を図りました。

 

・3日は呉前常務副学長、国際合作部参加のもと懇親会が開催され、大学校友会本部並びに校友間の懇親が大いに図られました。

 

・4日には今回のメインイベントである「120周年記念大会」に各国の来賓の参加のもと日本国際校友会の代表として堀江会長、西山事務局長が参加を行い、1898年中国で初めて設立された大学であり、中国で最も歴史のある北京大学の創立120周年を参加者全員でお祝いしました。

 

・5日は国際交流担当の田剛副学長を日本国際校友会メンバー一行で表敬訪問し、副学長と堀江会長との間で相互に活動紹介が和やかに行われ、更に関係が深まりました。

 

・今回、日本国際校友会として母校の120周年記念の歴史的なその現場に参加できたことは大変素晴らしい一生の思い出となりました。

 



2018年4月2日

北京大学前常務副学長呉志攀氏と奥様の来訪報告

4月2日(月)、東京にて本校友会は北京大学前常務副学長呉志攀氏と奥様の訪日に際して歓迎会を開催いたしました。

堀江会長、劉理事長、西山事務局長を含め多くの方々が参加され、大変に盛り上がりました。校友会活動の向上・発展を目的とし、北京大学と日本国際校友会間相互の交流・連携を大いに深められました。

堀江会長により歓迎のご挨拶を頂き、乾杯の音頭をとって頂きました。皆さんは相互に状況紹介等飲みながらで懇親を深めました。参加した会員達は非常にいい思い出になりましたとの感想が寄せられました。


2017年12月16日

2017年北京大学日本国際校友会年次総会報告

2017年12月16日第2回年次総会及び富坂聡氏よる記念講演会を開催致しました。

冒頭司会の吉田圭一郎氏より開会の宣言をされ、最初に堀江正弘代表理事兼会長より開会の挨拶がされました。堀江会長は日中関係の改善と進展に我々が努力していきましょうと話されました。


続いて、劉甚秋代表理事兼理事長より年間活動状況が報告されました。



次に西山佳夫理事兼副会長より年間収支の報告がされ、牛久保敬監事より監査の報告が行われました。


総会の最後に理事公選を行い、吉田圭一郎氏(MRTインターナショナル 株式会社)、杜亦軒氏(三井住友信託銀行)、岡田勝氏(外務省)、鈴木章史氏(長島・大野・常松法律事務所)4名の立候補者に対し、全会一致で賛成され、新理事4名が選出されました。


総会を終え、拓殖大学海外事情研究所富坂聡氏より記念講演が行われました。
テーマは「第2次習近平政権の政策課題と今後の方向」で、中国の現状や中国の成長モデル、経済発展及び今後の課題と各国との関係をわかりやすく解説されました。


記念講演会終了後、懇親会を行い、会員たちは積極的にコミュニケーションをとり、賑やかに親交を深め大変に盛り上がりました。

 


2017年12月1日

就職活動セミナー及び懇親相談会 開催報告

2017年12月1日、日本での就職を志す若者を応援するため、校友会の坂井 陽理事より、「日本の就職活動とは何?」「中国やアメリカとの相違」「自分の就職活動」「学生と社会人の違い」などをテーマとして、就職活動セミナー及び懇親相談会を開催しました。
先輩後輩ならではのざっくばらんな雰囲気の中で、同じ学生目線での親身な指導が行われました。今回は学生5人が参加しました(卒業生1名、在籍学生4名)。坂井理事は自身の就職経験に従ってエントリー提出から内定を得るまでどんなステップを経て採用が決まるかについての詳細な内容、業界に関する押さえておくべき知識、よく聞かれる質問など詳しく参加者に説明しました。最後、「初めてだから色々わからなくて当然。先輩や周りの社会人にどんどん聞こう;就活は情報戦。他の学生よりどれだけ多くその企業の情報を得ることができるか。OB/OGを積極的に訪問しよう;一方で自分をアピールする準備も大事。「自分」をよく知って、アピールポイントやアピールの仕方を磨いておこう。」と講義を締めくくりました。

活動報告写真

(参加者:吴逸飞、李陶源、坂井 陽、宮崎 一騎、江波戸 栞 、鳴戸 陽加)

坂井 陽理事より「自分が将来何をやりたいか」、「どの業種がどんなことをしているのかわからない」で悩んでいる学生が多いと感じました。今後は色んな業種の方を講師として、「私はこの業界でこんな仕事をしている」というのを学生に伝えていくのも必要ですとコメントされました。

活動報告写真

セミナー終了後、懇親会を行いました。会員相互に積極的なコミュニケーションが図られました。学生からは沢山の質問が出され、熱い議論を行われ、参加者達からはとても勉強になり、有意義な時間でしたとの感想を頂きました。大変に盛り上がりました。


2017年11月21日

平成29年 秋の叙勲 弊会会長 堀江正弘が瑞宝重光章を受章

弊会会長 堀江正弘は、このたび平成29年秋の叙勲において、『瑞宝重光章』を受章いたしました。本受章は、先生長年の功績が認められ、叙勲の栄に浴することとなりました。心より感謝申し上げますとともに謹んでご報告申し上げます。

活動報告写真

弊会会長 堀江正弘氏


2017年8月1日

北京大学日本暑期交流項目天公奨学金第五期 活動報告

2017年7月23日~8月1日、北京大学先生2名が率いる10名の学生を日本に迎え、企業訪問、伝統文化の体験を行い、様々な分野の方から貴重なレクチャーをしていただきました。訪問団との交流は企業訪問を中心に、企業文化、伝統文化やカルチャーの各方面から紹介を重ね、毎年グレートアップして進化を遂げています。日本を支える代表的な有名企業を訪問し、経済、環境、社会、文化、テクノロジー、医薬、国際交流事業の幅広い分野を視察しました。

初日は三菱総合研究所を訪問いたしました。日本の企業文化について、新卒採用、社員訓練、社内制度や「モノづくり精神」の文化等の内容はとても勉強になりました。学生達は日中間の企業文化の違いを深く感じ、日本企業の良さに大変感心しました。

三菱総合研究所での記念撮影。(北京大学の学生と先生、と三菱総合研究所社員一同。前列真ん中に森崎社長)


富士通ネットをコミュニティー訪問しました。IoTを通じて、活力ある豊かな将来社会の実現に向けた様々な取り組みを見学しました。医療、スポーツ、環境、小売等の領域の事例を実際に体験しました。世界中のIoTトレンドの中、日本の実力を実感でき、これからは自分でもIoTを意識しながら、研究を進めて行きたいと学生達は言っていました。

富士通ネットコミュニティでの記念撮影

テルモの総合医療研修施設では、先端技術と医療製品をコンビネーションしたハイテクな展示方式から視覚的な衝撃を受けました。製薬会社として、環境に対する配慮に皆感心しました。また、訓練施設の細部までの注意や人を中心に考える企業スタンスは、中国企業が学ぶべきところだと思います。

テルモでの記念撮影

国際協力センター(JICE)を訪問した際、山野理事長が紹介された「万物有霊」の考え方は、日本の汎神論の生々しい表現だけではなく、日本人の自然への畏敬をも表している象徴的な言論だと思います。伝統の保存と発展創造の共存、経済発展と環境保護の併進、百年企業の伝承や産業の維持などの現代的な問題も言及しました。衝撃を受けつつ、環境保護と教育などのホットな話題を通して理解が深まり、日本文化に対する認識を変える良いきっかけになりました。

環境ソリューションの取り組みを視察するため、川崎生命科学・環境研究センターLISE、浮島処理センターと資源化処理施設等を見学しました。施設を参観しながら、市が取り組んでいる環境ソリューションに対する様々な疑問を職員の方から紹介して頂きました。環境分野において先進国の日本の現状を把握することができました。

川崎生命科学・環境研究センターLISEでの記念撮影

伝統文化の面では、茶道を通じて日本の礼儀作法を体験しました。
日本茶道と中国の淵源を聞きながら、作法に従いお菓子を食べてお茶を頂くことの楽しさを味わいました。中国もお茶の歴史が長いという一方、なかなか経験できない茶道を日本で体験し、中国での伝統文化の保護の大切さを感じました。

井心亭での茶道体験記念撮影。

順天堂大学及び病院を見学させて頂きました。まず順天堂大学の歴史をご紹介頂き、大学の学生とも交流しました。同年代の学生との対話を通じて、お互いに沢山の刺激を受けました。そして、順天堂病院を見学させて頂きました。中国の病院とは大体同じですが、日本の患者に対する思いやりは中国病院が学ぶべき処だと環境学部の学生は発言しました。

順天堂大学での記念撮影

政策研究大学院大学の堀江正弘先生から “Leadership for 21st century and trust in government” の講演を頂きました。堀江先生からは2時間に渡り、リーダシップの定義や特徴等、事例を交えながらご紹介頂きました。また、リーダシップは研修によって取得できるとし、北京大学の学生達に将来中国のリーダになってほしいと贈言して頂きました。

政策研究大学院大学のグローバルリーダー育成センター所長、Young Leaders Program ディレクター、特別教授の堀江正弘先生と記念撮影


NECイノベーションワールドを見学しました。顔認証、通訳ソリューション、画像認識等の技術を実際に空港でのセキュリティーチェック、工場での検品、旅行業での通訳等の分野での応用を勉強させて頂きました。また、笑顔度合検定、顔年齢検定等のゲームにも皆楽しんでいました。

NECイノベーションワールドでの記念撮影


生活文化の面では、富士山、河口湖、浅草、東京タワー、神社などを観光しました。10日間の日本視察を終えて、日中友好会館で訪問団一同のための歓送会を開催しました。訪問先の企業の方と、日本の北京大学校友たちも出席しました。今回の交流活動は訪問先企業と大使館をはじめとする皆さんに大変お世話になりました。本覧を借りて厚く御礼申し上げます。

 


2017年3月29日

北京大学へご訪問及び李岩松副学長との面談報告

2017年3月29日、北京大学日本国際校友会の堀江会長と劉理事長が北京大学を訪問し、北京大学常務副学長李岩松氏と北京大学国際合作部副部長丁烨氏と面談しました。
堀江会長から、北京大学による当校友会に対するご支援・ご協力に感謝するとともに、最近の活動状況について説明し今後とも協力関係を強化してゆきたい旨とし、発言をしました。
こてに対し、李副学長から北京大学日本国際校友会の到来を歓迎し、校友会今後も積極的に母校に関連がある各活動を開催することを希望の意を表しました。

活動報告写真

記念撮影;左から順次に丁烨副部長、堀江会長,李岩松副学長と劉理事長。

 


2016年11月12日

北京大学日本国際校友会年次総会報告

2016年11月12日第1回年次総会及び岡田 勝氏より記念講演会を開催致しました。また、記念講演会終了後会員相互の懇親を深めるべく懇親会も開催致しました。
まず、劉甚秋代表理事兼理事長より開会の宣言を頂きました。そして、堀江正弘代表理事兼会長より開会の挨拶を頂きました。堀江会長は国と国の関係があくまで人と人の関係であり、校友会の皆さんぜひ普段の生活の中で、一人一人を大事にして行動して行けば国間の関係も良くなっていくでしょうと皆さんへお話しされました。

活動報告写真

代表理事兼会長堀江正弘氏よりご挨拶。

続いて、劉甚秋代表理事兼理事長年間活動状況を報告頂きました。2016年12月当校友会成立してから、校友会に関わる様々な規定を整えました。そして、定期的に懇親会を行い、会員達の懇親を深める同時に、成長もできました。また、当会副会長西山佳夫、副会長多田三徳の北京大学への訪問、北京大学李副学長の訪日により、校友会と母校のつながりは更なる深まりました。

活動報告写真

代表理事兼理事長劉甚秋氏より年間活動報告。

続いて西山佳夫理事兼副会長より会計の報告、牛久保敬監事より監事の報告を頂きました。総会の最後に理事公選を行い、芝崎洋光(株式会社東京三菱UFJ銀行)、羅亜非(メンター・グラフィックス・ジャパン株式会社)、末永君慧(早稲田大学在学)3名の立候補に対し、全会一致で当選致しました。

総会を終え、外務省外交政策調整官岡田勝氏より記念講演会を行っていただきました。テーマは「国交正常化45周年を迎える日中関係」で、日中外交最前線の視点で孫文を初め、今までの日中関係をわかりやすくご解説頂きました。講演会の最後に、岡田様から皆へぜひ自分の目で相手国を見る、相手国の人と話す事で、正しい状況が把握でき、両国関係によい行動につながるでしょうとアドバイス頂きました。
講演会終えても皆から沢山の質問をし、熱い議論を行いました、参加者達からはとても勉強になったとの感想を頂きました。

活動報告写真

岡田様より記念講演。

記念講演会終了後、懇親会を行いました。会員たちは積極的にコミュニケーションをとり、大変に盛り上がりました。

活動報告写真

懇親会の様子 。

活動報告写真

集合写真。


北京大学日本国際校友会理事人選拡充のご案内

爽涼の候、皆さまにおかれましては益々ご清栄のことと心よりお喜び申し上げます。

さて、北京大学日本国際校友会が昨年12月に設立されて約1年が経過しようとしております。おかげさまで新たに当校友会に加入される方が日増しに増えてきております。

会員数の増加に伴い、より広く会員の意見を反映させることを目的として、理事の拡充いたしたくご案内申し上げます。校友会運営に関心を持って、時間を割いて頂け、理事職を全うできうる方におかれましては是非とも申請してくださるよう願い申し上げます。
申請期限:2016年11月5日(土)

尚、理事の選出は11月12日開催の年次総会において決定致します。

申込み先:参加御希望の方は氏名を記載の上Email:jianghongyu@pkutech.co.jp
      又はWechat:jianghowardまでお申込み下さい。

多くの方からのお申込みを心よりお待ちしております。


以上
2016年10月19日
北京大学日本国際校友会
理事長  劉甚秋 

 


2016年年次総会並びに記念講演会開催のご案内

爽涼の候、皆さまにおかれましては益々ご清栄のことと心よりお喜び申し上げます。

さて、北京大学日本国際校友会が昨年12月に設立されてから約1年が経過しようとしております。おかげさまで新たに当校友会に加入される方が日増しに増えてきており、これは会員の皆さまのご支援とご協力のおかげであり心から感謝申し上げます。

1年を締めくくるにあたり、第1回年次総会及び岡田 勝氏より記念講演会を下記要領にて開催致したくご案内申し上げます。また、記念講演会終了後会員相互の懇親を深めるべく懇親会も開催致します。万障お繰り合わせの上、ご参加頂きたく何卒よろしくお願い致します。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。



開催日時:2016年11月12日(土)

開催場所:別途通知します

開催次第:
受  付 14:30~15:00
総  会 15:00~15:50
講 演 会 16:00~16:50
質疑 応答 16:50~17:10
懇 親 会 17:30~19:30

講演会演者:岡田 勝氏(外務省 外交政策調整官)
講演会演題:国交正常化45周年を迎える日中関係

講演会・懇親会参加費:社会人4,000円、学生1,500円 ※どちらか一方だけのご参加でも同じ料金を頂戴致します。

申込み先:参加希望者は氏名を記載の上Email:jianghongyu@pkutech.co.jp又はWechat:jianghowardまでお申込み下さい。


以上
2016年10月20日
北京大学日本国際校友会
理事長  劉甚秋

 


2016年10月13日

秋懇親会活動報告

2016年10月13日(木)、北京大学国際校友会秋懇親会を開催しました。
平日にもかかわらず、44名の方がご参加くださいました!その内初めて校友会へ参加するのは28名もいました。

懇親会を初め、当会代表理事兼会長堀江正弘氏、代表理事兼理事長劉甚秋氏より挨拶を頂きました。
堀江会長より、皆この場を使って沢山の交流と取りましょう、また、北京大学校友会をどんどん発展させていきましょうと寄語されました。劉理事張より、参加者皆さんは優秀な人材であり、ぜひ頑張って、日中間の中堅人材になってくださいと期待されました。

活動報告写真

代表理事兼会長堀江正弘氏よりご挨拶。


活動報告写真

代表理事兼理事長劉甚秋氏よりご挨拶。


その後は食事をしながらの歓談タイム。皆は違う背景にも関わらず、積極的に情報交換し、場を熱く盛り上げりました。

最後に当会理事兼常務副会長多田三徳氏より締めの挨拶を頂きました。
国際校友会は立ち上げて1年経っていないですが、会員数は順調に伸びています。再来年は北京大学120周年となりますので、その時ぜひ国際校友会を大きな存在に成長させるようと皆へ大きいな目標を挙げました。

今回の懇親会で、「ここで北京大学の関係者とあえて、とてもうれしいです」、「ここ沢山の友達ができました」、「先輩から就職に関していいアドバイス頂きました」、「次回もぜひ参加します」などの様々の喜びの声を頂きました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!また多くの校友が校友会の準備、活動へのご参加を期待しています。
11月12日に北京大学国際校友会の初めての年次総会を開催しますので、その時もっと多くの方のご参加をお待ちします。

活動報告写真

記念撮影。


 

 


2016年9月23日

北京大学李岩松副学長と厳軍先生の来訪報告

2016年22日~25日、北京大学副学長李岩松氏及び北京論壇秘書長北京大学国際合作部副部長厳軍氏の2名は日本を訪問しました。23日の午後に北京大学日本国際校友会の事務所にて、本会理事と本校友会の活動について情報交換を行いました。

23日の夕べ、本校友会は李副学長と厳軍秘書長の訪問歓迎会を開催いたしました。日中の校友が集まり、大変に盛り上がりました。李副学長から最近の北京大学の様子をお話しいただき、「皆さん、いつでも大学へ遊びに来てください。」とお言葉を頂戴いたしました。

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 記念撮影。真ん中は李岩松副学長です。


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 記念撮影。左二は李岩松副学長、真ん中は国際校友会劉理事長。

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 記念撮影。左一は厳軍秘書長です。


 

 


2016年8月22日

北京大学日本国際校友会幹部、北京大学にて李副学長と会談

当会常務副会長多田三徳、副会長兼事務局長西山佳夫及び会員李亦工の3名は、8月22日午前北京大学を訪問し、国際交流担当副学長の李岩松氏、国際合作部々長夏紅衛氏と会談しました。
当校友会は昨年12月発足以来講演会や懇親会を開催して会員相互の交流を図ってきており、併せて機会あるごとに北京大学からの訪日団との交流にも力を入れております。
このたび、北京大学日本国際校友会設立の報告と今後の交流深化のために同大学を表敬訪問したものですが、国際交流の責任者である李副学長と夏国際合作部々長が実務担当者二人を従えて、同大学キャンパス内の臨湖軒で我々一行を迎えてくださいました。(臨湖軒は由緒ある未明湖畔に建つ同大学の迎賓館です。)
会談では、多田副会長から「日中両国の北京大学同窓生が気軽に参加して交流を深めることを第一の目的として設立した。今後会員数を増やしながら積極的に活動して同窓生間の交流を深める機会と場を提供し、並行して北京大学との関係を強化して行きたい」旨説明しました。
これに対し、李副学長から以下のご発言がありました。
・北京大学で学んで帰国した日本人と中国からの留学生や日本に滞在する同窓生との交流を主体に活動するという貴校友会の趣旨は、大変意義のあることであり強く支持する。
・各国で様々な校友会が設立されているがその運営はそれぞれ異なっており、我々としてはそれぞれの自主性を尊重している。
 米国では自分が把握しているだけで六つあり、中国人留学生だけで組織されている会もある。日本には二つあると認識している。
・北京大学は再来年創立120周年を迎えるので記念活動開催を計画している。詳細については当大学のHPを是非ご覧いただきたいが、目玉の一つとして、世界各国で活躍している同窓生による文集の編纂がある。貴校友会のメンバーにも当大学で学んだ思い出や大学との絆に関しての寄稿を呼びかけていただきたい。

臨湖軒での会談の後キャンパスを案内していただきました。夏休み中であるにもかかわらずキャンパス内は多くの人で溢れかえっていることに驚きました。案内してくれた人の説明によれば小学生から高校生を対象とする「北大訪問ツアー」の来校者であり、キャンパス見学により北京大学に親しみを抱いてもらい入学への思いを強めてもらうことが目的だそうです。日本以上に激しい受験戦争の一端を垣間見た感じでした。
昼食会でも活発な意見交換があり、大変有意義な訪問となったことに心から感謝しつつ、再会を約束して北京大学を後にしました。

今回の同大学訪問に当たっては、李副学長とのアポイント設定等において北京天公豊科技有限公司の李亦工総経理(当校友会メンバー)を始めとする皆さんに大変お世話になりました。本覧を借りて厚く御礼申し上げます。 (文責:多田)

活動報告写真

臨湖軒での記念撮影。右から夏紅衛部長、李岩松副学長、多田常務副会長、西山副会長、李亦工当校友会々員(現地参加)

 

 

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臨湖軒中庭で。この建物の裏手が有名な未明湖です。



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 東門にて。たくさんの若者が行き来し記念撮影しておりました。(左から西山副会長、多田副会長、李校友)


 

 


2016年8月16日

北京大学日本暑期交流項目天公奨学金第四期 活動報告

2016年8月7日~8月16日、北京大学先生2名が率いる10名の学生一同を日本に迎え、企業訪問、伝統文化体験を行い、様々な分野の方から貴重なレクチャーをしていただきました。訪問団との交流は企業訪問を中心に、企業文化、伝統文化やカルチャーの各方面から紹介を重ねており、毎年グレートアップして進化を遂げています。日本を支える代表的な有名企業より、経済、環境、テクノロジー、医薬、農業、国際交流事業の幅広い分野を視察しました。

初日は三菱総合研究所を訪問いたしました。日本の企業文化について、新卒採用、社員訓練、社内制度や和の文化などの内容は特徴が鮮明であり、学生たちから日本文化を理解するのに大変役立つと、高い評価を頂きました。

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菱総合研究所での記念撮影。(北京大学の学生と先生、と三菱総合研究所社員一同。前列真ん中に大森京太社長)


富士通沼津工場に訪問した際、Akisai農場で人の手を農業から解放するクラウド管理システムを見学いたしました。新しい企業経営と農業スタイルが見いだされ、IT業と農業を結びつく業界を跨る開発は、正にエコプロダクツの市場需要が高まっている証であると学生たちは考えています。

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富士通沼津工場での記念撮影


武田薬品湘南研究所でのレクチャーの後施設を案内して頂きました。自然エネルギーの使用や環境保護に配慮した建物の設計が印象に残ります。
また、テルモの総合医療研修施設では、先端技術と医療製品をコンビネーションしたハイテク的な展示方式から視覚的な衝撃を受けました。訓練施設の細部再現配慮や人を中心に考える企業イメージは、中国企業が学ぶべきところだと思います。

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 武田薬品湘南研究所での記念撮影。ロビーの壁一面を飾る帆船が航海する絵は医薬品開発の険難辛苦を示しているようです。

 

環境ソリューションの取組を視察するため、川崎市に足を運びました。施設を参観しながら、市が取り組んでいる環境ソリューションに対する様々な疑問を職員の方がその場で答えてくれました。環境ソリューションは医薬品開発分野から参考できるところは沢山あります。日本の市民、政府と企業の三者協力などの取り組みは素晴らしくて、中国は鑑みるべきだと学生が言いました。

 

国際協力センター(JICE)を訪問したとき、日中文化について激烈な討論を展開しました。山野理事長から紹介した「すべてのものが魂を持っている」の考え方は、日本の汎神論の生々しい表現だけではなく、日本人の自然への畏敬をも表している象徴的な言論だと思います。伝統の保存と発展創造の共存、経済発展と環境保護の併進、百年企業の伝承や産業の維持などの現代的な問題も言及しました。衝撃を受けつつ、環境保護と教育などのホットな話題を通して理解を深まり、日本文化に対する認識を変える良いきっかけになりました。

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国際協力センターでの記念写真です。職員の方が出席して、真ん中で手に記念品を持つのが山野幸子理事長です。

 

伝統文化の面では、茶道を通じて日本の礼儀作法を体験しました。
日本茶道と中国の淵源を聞きながら、作法に従い、お菓子を食べてお茶を飲用することの楽しさを味わいました。日本人が忙しいモダン生活を送る一方、茶道の芸術的で煩瑣な手順を守っているようなところから、伝統文化に対する尊崇を伺えます。

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函徳亭での茶道体験記念撮影。この建物は東京ドームの近くにある小石川後楽園の敷地内にあります。


生活文化の面では、富士山、河口湖や温泉、神社などを観光しました。
10日間の日本視察を終了後、日中友好会館で訪問団一同のために歓送会を開催しました。訪問先の企業の方と、日本の北京大学校友たちも出席して、今回の交流活動は訪問先企業と大使館をはじめとする皆さんに大変お世話になりました。本覧を借りて厚く御礼申し上げます。

 

 


2016年3月12日

北京大学日本国際校友会設立記念大会 並びに 日中経済講演会 開催

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設立記念大会並びに日中経済講演会を開催しました。北京大学OBや関係者等が参加され、各界で活躍されている先生方から、中国経済と日本経済に関するご講演をいただきました。入会の手続き完了した方のみ公開します。手続きが完了された会員の方は、事務職までご依頼ください。

 


2016年1月12日

北京大学日本国際校友会のホームページを開設しました。

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北京大学日本国際校友会の設立にともない、本ホームページを開設しました。今後、随時更新していく予定です。


2015年12月26日

北京大学日本国際校友会を設立しました。

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2015年12月26日、理事及び監事が集まり、北京大学日本国際校友会を設立しました。